ワーク 転職

『建設業界NO1会社の設計者』を辞めて、中小企業のコンサルタント会社へ転職しました。

・建設会社を辞めたいけど、どうしたらいい?

・周りの建設会社社員、特に設計者はどうしてるのか?

・建設会社でそのまま働くべきか?

こういった疑問にお答えします。

 

本記事の信頼性

ブルマン
建設会社で設計者として従事した後、建設プロジェクトマネジャーとして多種多様な建設事業まのプロジェクトリーダーとして常時10案件ほど進めているブルマンです。個人として100社以上のクライアントの合意形成に携わってきました。

そんな僕も社会人なりたての頃は、設計者として上司の求められたことをただ実行する毎日を送っていました。もっとクライントのためにできることはないかと悩む毎日でした。

皆さんも、理由は違えど現状に満足できず思い悩んでいることがあるかと思います。皆さんにとって一つの解決手段になればと思います。

 

 

『建設会社の設計者を辞めた』理由をお話する前に

ここからお話する内容は「大手建設会社の設計者」としてこれからどんなことを身に着ければよいかと思って読まれる方の期待には沿っていない内容です。

しかし一方で、会社を辞めたいと思っている、特に「建設会社の社員」の方には読んでほしい記事になってます

 

建設業界は、業界として特殊であるため、会社を辞めたいと思っても、次をどうすればいいのか迷っている方は多くいると思います。

僕も入社から辞めるまで、三度辞めたいと思った大きな時期がありました。本記事は、個人的な考えに偏ったものです。もし途中で気分を害されましたら、ページを閉じてください。

その代わり、僕の本音をこの記事では綴らせていただきます。『全ての建設技術者の人生がいい方向に進んでほしい』と願って、この記事を作りました。

 

設計者を辞めた理由は、設計者に向いてなかったから

 

設計者を辞めた理由。

設計者に向いていなかった、自分に合った会社で、今よりも稼ぎたかった。』ただそれだけです。

会社に問題があったわけではなく、社会一般的に『設計者』が『一企業で稼ぐ』には限界があったからです。

誤解がないように言っておきますが、建築業界は良くも悪くも安定した業界です。なぜなら、建物用途に拠るかもしれませんが、人の生活の根幹を担っているからです。

建物は作り続けるからです。

 

建設会社の”設計者”として向いてなかった日々

 

「設計者として向いていない」と感じた理由に大きく二つありました。

1.責任は設計者

2.お客様のための仕事になっていない業界全体の構図

 

1.責任は設計者

設計者は非常に多くの責任を負います。わかりやすいのは、建築設計者としての建築基準法による設計責任です。誰にでもできるわけではなく、建築士の資格を保有しているからこその責任です。

でもこれは、組織での責任にはならず、法律上、設計者個人の責任になります。若い優秀な人に資格をとってもらうことは会社としても有利なので手厚くフォローする会社はありますが、取得後の資格者としての会社のフォローは少ないものです。

リスクを抱えるのだから収入面も優遇してあげたら、今まさに設計者として頑張っている方は、さらに頑張って取り組めるのかなと思うことがあります。

私はそこに意味を見出せずに辞めました。

 

2.お客様のための仕事になっていない業界全体の構図

お客様のためにできることは色々あります。

しかし、その選択肢を最初からすべて提示せずに請け負う側の自分達にとって都合のよい選択肢の中からお客様に選択してもらう、

これが建築業界の縮図です。

お客様からしたらもっとよい結論を出す方法もあったと思うことを、業者によって必要なことは隠していることが多くあります。

お客様にはわからないことだからこそ隠し通せてしまう。何も考えさせないようにしてしまう。そんな風に物事は進んでしまうケースをよく見てきました。

だからこそ、私は一業者の設計者を辞めようと決意しました。

 

建設会社の設計者を辞めたい会社員へ贈る!メッセージ!!

「設計者を辞めたい」と思っている方のあと押しするために、「僕が設計者を辞める決断をする”前に”聞きたかったメッセージ」をお伝えします。

 

  1. 人生の日数を逆算
  2. 自由
  3. やるべきことではなく、やりたいこと

1:人生の日数を逆算

 

『人生はたった“36500しかない』という事実を知った時、不安を受けました。

20代、30代のみなさん。僕たちの世代は平均寿命100年の人生100年時代に突入するといわれています。つまり『あなたの人生は36500日』与えられています。

でも、もしあなたが25歳なら9125日は消費しています。つまり『人生の4分の1』が終わり、残りは27000日しかないです。

しかも、実際にやりたいことをやれるのは、人生の『人生の3分の2』なので、残りは15208日しかありません。

本当にやりたいことができる時期はもっと少ない!

20代、30代、40代で状況によって、できることに制限がついてきます。でも、試してみることはタダです。とりあえずやってみて、違ったらまた方向修正すればいいんです。

頭で考えるより、体を動かす。一つ一つ試していきましょう。

 

 2:自由な毎日を手に入れましょう!

 

設計者時代にストレスなかった日はありません。

法的責任や社内での数字に対して、上司から詰められる毎日、無駄な事務手続き、勉強会。

設計者を辞めて、『好きなことができる時間を手に入れて』十分に幸せを感じることを今できています。

 

設計者を辞めたい方へ!

僕の周りには設計職を辞めて転職した人がたくさんいます。しかし『辞めて後悔している人』は一人もいません。

『過酷なノルマ、飲み会ラッシュ、無駄な資格勉強など』から解放されて本当に幸せです。

 

3:やるべきことではなく、やりたいこと

あなたは、本当にやりたいことはないのでしょうか。『必ず自分にやりたいことあります。』あるけれども、それを諦めていませんか。そもそも、やるべきことは何かと問いていませんか。

本当にやりたいことをやるために、あなたの人生はあるはず!僕は自分のやりたいことをやるために設計者を辞めて、新たな一歩を踏み出しました。毎日がとても楽しいです。

誰だって『本当にやりたいこと』に焦点を当てて、好きなことをやる毎日を送れば幸せになれます。今、この記事を読んでいるあなたでも。

 

設計者を辞めたいけど、辞めれない気持ちもわかる

仕事はやめたいけど、、、

ポイント

・何かしらの理由があって一歩を踏み出せない

・行きたい業界や会社がない。スキル、知識がない

・年収が意外にいい、辞めたら逃げたと思われる、上司から説得されている

実は、これってどんな職業の方でも共通することなんです。

 

やりたいことをやって生きること

繰り返しになりますが、本当に大切なのはやりたいことをやって生きることです。

たしかに、やりたいことをやるために、家族も持ちながら、リスクをとって、設計者の職を捨てましたし、何をやってるのということを言われもしました。

でも、一歩別のステージに飛び込むことで、まったく違う光景が広がって、自分の可能性の広がりを感じています。毎日がとても楽しいです。

苦しいこともありますが、自分がやりたくて飛び込んだ世界なので、それが嫌だとかは思いません。むしろ幸せです。

あなたが本当にやりたいことはなんですか?少し立ち止まって考えてください。この時間は無駄ではありません。

 

まとめ:建設会社や設計事務所を辞めたいと思っている方へ

最後にもう一度あたなに言いたいことは、『辞めたければ、辞めればいい。』ってことです。

本当はやりたくないのに、無意識的に辞められない言い訳をつくって、自分の気持ちに蓋をして働いている人とても多いと思います。

僕は『設計者』に向いていなかったと思い、すぐに『自分に合う会社を選んで転職をしました。』ただそれだけです。

理由なんて些細なことです。

収入を上げたい。

楽しく働きたい。

自由な時間を増やしたい。

 

一度の人生を楽しみましょう!!

  • この記事を書いた人

平社員ブルマン

現役 建築プロジェクトマネジャー/資格コーディネーター 【経歴】関西大学大学院▶大和ハウス工業(意匠設計)▶某建設系コンサルティング会社にてプロジェクトマネジャーに従事 ▶現在、副業としてのブログ運営サイトの構築中、年内での収益化を目指してます。 資格は、一級建築士、宅地建物取引士、賃貸経営不動産管理士、CASBEE評価員、CCMJを保有しています。 「本業と副業の相乗効果で年収UP」「生活を豊かにする働き方」 をテーマに情報発信しています。

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